かごしま子ども夢大学

2019体験リポート 第5講座

社会で生きるために必要なお金税金の意義や効果を学習!

1億円の札束の見本を持ち、重さを実感する子どもたち
税金について教えてくれた、鹿児島税務署の岡部隼人さん

 第5講座のテーマは、世の中のために使われている「お金」の大切さを知ること。

 まずは鹿児島税務署の岡部隼人さんから、税金について話を聞きます。「3人が住む島に港を造る場合、どの割合で3人からお金を集めたらいいか」を班ごとに考えたり、税金の種類について学習。税金の意義や、その効果について学びました。また、1億円の札束の見本も披露され、触ったり持ったりと子どもたちは大喜び。

 続いては国の財政について、財務大臣になったつもりで、班ごとに予算づくりにチャレンジ。鹿児島財務事務所の重野圭祐さんの指導の下、「高齢者を大事にする国」「生活を便利にする国」など、どんな国を目指すのかを決めます。そしてタブレット端末で、歳出と歳入の内訳を入力して予算を作成しました。

どんな国を目指すのか、どんな予算を立てるのか、メンバーと話し合いながら決めま

 最後は、それぞれの班で作った予算を発表。「少子高齢化が進んでいるから社会保障予算を増やす」「日本を守るために防衛費を増やす」など、それぞれの着眼点からさまざまな提案がありました。