かごしま子ども夢大学

2019体験リポート 第4講座

【職場体験にチャレンジ】慶生会

「チームワークで支えてるんだね」子どもたちが福祉の現場を体験

慶生会では、野菜の包装作業を行っています。子どもたちも真剣な顔で取り組みます

 「パソ松ケ尾館」など、障害を持った人や高齢者の生活をサポートする施設を運営している「慶生会」。

 職場体験に訪れた子どもたちは、まず初めに、施設に通う人たちが行う作業を体験しました。パン作りや野菜の包装作業など、真剣な様子で取り組みます。

 続いては、車いすや目の不自由な人のハンディを疑似体験。「目が見えないとちょっとした段差でも危ない」「急に動くとびっくりするから、声掛けは大事だね」と、体験したからこその気付きもあったよう。

 その後は、入所者の車いすを押したり、レクリエーションの様子を見学。「介護士や看護師、理学療法士など、チームワークで支えているんだね」。たくさんの人と出会い、福祉の仕事への理解を深めました。

施設内にはパン工房も。子どもたちも挑戦します
施設で働くスタッフにインタビュー
車いすに乗る側、押す側の両方を体験しました
目隠しをして段差を上り、ハンディを体感
体験を生かして、入所者に声を掛けながら優しく車いすを押します。「ゆっくり進みますね」
お世話になった慶生会のスタッフと一緒にパチリ。子どもたちも達成感のある笑顔でいっぱい