かごしま子ども夢大学

2013 総括リポート vol.1

今こそ、真のキャリア教育が

求められる時代!

 

  今年初の試みとして、鹿児島県内の小学5・6年生40人が働くことの大切さについて学んだかごしま子ども夢大学」。6つの講座を通して見えてきた、キャリア教育の可能性と展望について、今回から4回シリーズでリポートします。

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キーパーソン21の朝山さん。子どもたちが楽しく参加しアイデアを発表できるよう、工夫します

 

 「自分の好きなことってどんなこと? その周りにはどんな仕事があるか書き出してみようよ」「かごしま子ども夢大学」の学生である小学生にそう呼び掛けたのは、「キーパーソン21」代表理事の朝山あつこさん。神奈川県川崎市を拠点に、数多くの学校でキャリア教育のワークショップを行っています。

 全員で考えたのは「おしゃべり」について。「おしゃべりって授業中にすると怒られるけど、おしゃべりを生かせる仕事って結構あるよね」と朝山さんが問い掛けると、「アナウンサー」「学校の先生」「お笑い芸人」「バスガイド」「政治家」など、50以上の職業が次々に挙がりました。

 その後、実際に自分の好きなことを紙の中央に書き、周りに関連する仕事を書いていく作業へ。

ゲーム感覚でプログラムに参加するうち、子どもたちは自分の好きなことが、予想以上に数多くの仕事と結び付いていることに気付き始めます。

■子育て経験がヒントに

 「お仕事マップ」と名付けられたこのプログラム。考案した朝山さんは、専業主婦として3人の子育てに関わる中で学校でのキャリア教育の必要性を痛感。13年前、NPO法人を立ち上げました。

 「現代の子どもは学校や塾、家庭という限られた世界で生きているので、なりたい職業を決めるための情報が不足し、将来への夢を描きにくくなっています。そんな時代だからこそ、いろんな仕事に就いている地域の大人が学校に出向き、子どもの可能性を引き出すことが大切なんです」

 子ども自身がわくわくしながら、自分の職業を主体的に考えるキャリア教育。地域の大人が本気で関わることに大きな鍵が秘められています。

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