〝何のために働くの?〟
「働きマン新聞」を作ろう!
大人は何のために働くのでしょうか。3回目となる「かごしま子ども夢大学」は、県内の企業や大学などが連携し、民間による協働のキャリア教育として7月11日〜8月29日の間に7講座を実施。子どもたちは、さまざまなプログラムを通して、将来就きたい仕事のイメージを膨らませ、未来を切り開く力を学びます。講座には小学5・6年生40人が参加。リポートの第2回は、働くかっこいい大人=〝働きマン〟にインタビューをして新聞を作る様子を伝えます。
〜前半〜
〝働きマン〟にインタビューしよう
〝働きマン〟たちが、子どもたちに熱いメッセージ!
7月23日に行われた第3講座では、子ども夢大学の協賛6社から〝働きマン〟たちがやってきました。
子どもたちは、「大人は何のために働くのか」を探るため、〝働きマン〟に話を聞き、その答えを「働きマン新聞」にまとめます。
班ごとに分かれ、自己紹介をした後は「仕事で楽しいこと、つらいことは?」「仕事をする上で大切にしていることは?」「現在の夢は?」など、さまざまな角度から働きマンに質問をしました。話を聞きながらしっかりメモを取ることも、忘れません。
『好きなことを見つけて、どんどんチャレンジを』 ベガハウス 清水大地さん
『将来就きたい仕事があるなら、一生懸命頑張れば絶対なれるよ』鹿児島トヨタ 長拓男さん
『今できることを、一生懸命頑張って』JR九州 中嶋敬介さん
『夢は見るものではなく かなえるものだよ』アミュプラザ鹿児島 丸山秀登志さん
『壁にぶつかっても挫折せず、少しずつ前へ進んで』志學館大学 内村勇蔵さん
『仕事は楽しいこともつらいこともあるけど、働くことで成長できるよ』 学研教室 月野美菜子さん
〜後半〜
〝働きマン〟の思いを新聞にまとめよう
後半はいよいよ新聞づくり。インタビューした内容を、記事にまとめます。新聞のタイトルや見出しなど、実際に作ってみると思った以上に時間の掛かる作業。「タイトルは何にしよう?」「ここは、どうまとめる?」など、班の仲間と力を合わせて作り上げます。
完成した「働きマン新聞」はみんなの前で披露。働きマンたちの熱い思いを知り、「働く大変さを知った」「働きマンは、お金のためだけでなく、生きがいのためにも仕事をしていた」など、子どもたちは、働くことの意味や素晴らしさを感じ取ったようです。
ついに、働きマン新聞の完成!
見事、大人顔負けの立派な「働きマン新聞」が完成しました。新聞で一番大事なタイトルは、「お客さんの笑顔をつくる縁の下の力もち」「14万冊もある広い図書館をもっと楽しくするスーパースター」「営業から設計まで何でもできるプロ」など、働きマンたちの特徴を見事に表現したものになっています。
子どもたちは「上手にできた」と、完成した新聞を見て満足気な様子。働きマンたちも、「こんなに格好良く作ってもらえてうれしい」と、見事な出来栄えに驚いているようでした。