かごしま子ども夢大学

2015体験リポート 第3講座

〝何のために働くの?〟

「働きマン新聞」を作ろう!

 大人は何のために働くのでしょうか。3回目となる「かごしま子ども夢大学」は、県内の企業や大学などが連携し、民間による協働のキャリア教育として7月11日〜8月29日の間に7講座を実施。子どもたちは、さまざまなプログラムを通して、将来就きたい仕事のイメージを膨らませ、未来を切り開く力を学びます。講座には小学5・6年生40人が参加。リポートの第2回は、働くかっこいい大人=〝働きマン〟にインタビューをして新聞を作る様子を伝えます。

 

〜前半〜
〝働きマン〟にインタビューしよう

 

〝働きマン〟たちが、子どもたちに熱いメッセージ!

 7月23日に行われた第3講座では、子ども夢大学の協賛6社から〝働きマン〟たちがやってきました。

 子どもたちは、「大人は何のために働くのか」を探るため、〝働きマン〟に話を聞き、その答えを「働きマン新聞」にまとめます。

 班ごとに分かれ、自己紹介をした後は「仕事で楽しいこと、つらいことは?」「仕事をする上で大切にしていることは?」「現在の夢は?」など、さまざまな角度から働きマンに質問をしました。話を聞きながらしっかりメモを取ることも、忘れません。

 

『好きなことを見つけて、どんどんチャレンジを』 ベガハウス 清水大地さん

『将来就きたい仕事があるなら、一生懸命頑張れば絶対なれるよ』鹿児島トヨタ 長拓男さん

今できることを、一生懸命頑張ってJR九州 中嶋敬介さん

夢は見るものではなく かなえるものだよアミュプラザ鹿児島 丸山秀登志さん

壁にぶつかっても挫折せず、少しずつ前へ進んで志學館大学 内村勇蔵さん

『仕事は楽しいこともつらいこともあるけど、働くことで成長できるよ』 学研教室 月野美菜子さん

 

「小さいころなりたかったもの」についても、働きマンに聞きました

「小さいころなりたかったもの」についても、働きマンに聞きました

「君はどんな仕事をしたいの?」。働きマンからの逆質問もありました

「君はどんな仕事をしたいの?」。働きマンからの逆質問もありました

制服姿の駅長さんに、ドキドキ。最初は緊張ぎみの子どもたちです

制服姿の駅長さんに、ドキドキ。最初は緊張ぎみの子どもたちです

まずは、働きマンの名刺を見せてもらい、名前を聞くところからスタート

まずは、働きマンの名刺を見せてもらい、名前を聞くところからスタート

「働きマン新聞」に載せる写真も、自分たちで撮影します

「働きマン新聞」に載せる写真も、自分たちで撮影します

「ちゃんと理解できてるかな?」。メモをとる子どもたちを見守る、働きマン

「ちゃんと理解できてるかな?」。メモをとる子どもたちを見守る、働きマン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜後半〜
〝働きマン〟の思いを新聞にまとめよう

 後半はいよいよ新聞づくり。インタビューした内容を、記事にまとめます。新聞のタイトルや見出しなど、実際に作ってみると思った以上に時間の掛かる作業。「タイトルは何にしよう?」「ここは、どうまとめる?」など、班の仲間と力を合わせて作り上げます。

 完成した「働きマン新聞」はみんなの前で披露。働きマンたちの熱い思いを知り、「働く大変さを知った」「働きマンは、お金のためだけでなく、生きがいのためにも仕事をしていた」など、子どもたちは、働くことの意味や素晴らしさを感じ取ったようです。

班のメンバーで協力して、1枚の新聞を作り上げます

班のメンバーで協力して、1枚の新聞を作り上げます

働きマンの特徴を表現する新聞のタイトルも考えます

働きマンの特徴を表現する新聞のタイトルも考えます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついに、働きマン新聞の完成!

 見事、大人顔負けの立派な「働きマン新聞」が完成しました。新聞で一番大事なタイトルは、「お客さんの笑顔をつくる縁の下の力もち」「14万冊もある広い図書館をもっと楽しくするスーパースター」「営業から設計まで何でもできるプロ」など、働きマンたちの特徴を見事に表現したものになっています。

 子どもたちは「上手にできた」と、完成した新聞を見て満足気な様子。働きマンたちも、「こんなに格好良く作ってもらえてうれしい」と、見事な出来栄えに驚いているようでした。

作り上げた新聞について、みんなの前で発表します

作り上げた新聞について、みんなの前で発表します