かごしま子ども夢大学

2019体験リポート 第3講座

【前半】〝働きマン〟にインタビューしよう

 7月25日に行われた第3講座では、子ども夢大学の協賛企業から5人の〝働きマン〟がやってきました。
 この日のテーマは、「大人は何のために働くのか」を考えること。その答えを探すため、働きマンに取材して、それをまとめた「働きマン新聞」を作ります。
 子どもたちは5つの班に分かれて、早速インタビュー開始。「仕事で楽しいことは?」「働く上で大切にしていることは?」「小さい頃、なりたかったものは?」など次々に質問。働きマンの真剣な答えを、一生懸命にメモを取りながら聞いていきます。
 さらに、新聞に載せる写真を撮影したり、働きマンから自分たちへのメッセージももらいました。

事前に練習しておいた自己紹介。働きマンは笑顔ですが、つい緊張してしまいます

★子どもたちへのメッセージ★
人との出会いを大切にしてね
慶生会 有川英芳さん

「よろしくね」働きマンから名刺をもらい、大人になった気分

★子どもたちへのメッセージ★
夢大学でたくさん経験を積んでね
プライムアシスタンス 小倉優花さん

「分かるかな?」子どもたちが理解しやすい言葉で質問に答える働きマン

★子どもたちへのメッセージ★
夢を持ち続けることは大切だよ
セキスイハイム九州 浜崎義和さん

大切な言葉を聞き逃さないよう、素早くメモを取ります

★子どもたちへのメッセージ★
好きなことに挑戦し続けてね
公文教育研究会 大久保映見さん

「笑ってください!」 新聞に載せる写真も自分たちで撮影

★子どもたちへのメッセージ★
勉強すれば夢の可能性が広がるよ
志學館大学 川野智洋さん


〝働きマン〟の思いを新聞にまとめよう

 取材を終えたら、いよいよ新聞作り。インタビューした内容を、メモを見ながら記事にまとめます。
 新聞のタイトルや大きな見出しなどは、班のメンバーで意見を出し合って決めます。限られた時間の中で、どうまとめるのか。みんなで力を合わせます。
 作り上げた新聞は、全員の前で披露。働きマンから教えてもらった「仕事の大変さ」「働く意味や楽しさ」などを、自分の感想も交えながら発表しました。「利用者の笑顔やありがとうの言葉を聞くとうれしい」「自分をレベルアップするために働いている」といった働きマンの言葉に、子どもたちは働くことの大切さを感じ取ったようです。

班のメンバーで協力して、1枚の新聞を作り上げます


ついに完成! 働きマン新聞

 インタビューから記事作成まで約2時間で完成させた「働きマン新聞」。新聞のタイトルは、「ダンディ宣伝マン」「えがおでお助けスマイルヒーロー」など、働きマンの特徴を見事に表現したものに。働きマンたちは「短い時間で話したことをうまくまとめてもらい驚いた」「自分も改めて働くということに向き合った」などと話し、子どもたちも皆、達成感に溢れた誇らしげな表情でした。


特別カリキュラム「おにぎり弁当」

 毎年、講座に組み込まれているのが「おにぎり弁当の日」。いつもは家族が作ってくれるお弁当ですが、この日は子どもたちが自分でおにぎりを作って持参します。「おにぎらずを作ったよ」「5時半に起きて作ったんだ」などと話しながら、おいしそうに頬張ります。いつもお弁当を作ってくれる家族に感謝しながら、笑顔いっぱいの昼食タイムとなりました。