かごしま子ども夢大学

2016体験リポート 第4講座「カナザワ」

誰かがしなくちゃいけない仕事
「私がやると言えるってすごい」

 

 鹿児島市の北部・本城町にあるカナザワ鹿児島支店。収集したさまざまな廃棄物の分別・リサイクルを行っています。6人の子どもたちは朝礼後、職場の清掃を行い、室内での講義へ。

 まずは廃棄物やリサイクルについて教わり、エコクイズにも挑戦です。「スリーアールは知ってる?」との金沢さんの問い掛けに「リデュース、リユース、リサイクル!」と即答の子どもたち、環境問題についての知識はばっちり。講義の後は数字の入力や伝票作成など事務仕事も体験します。

 午後は工場内で、プラスチックや缶、紙類、生ゴミなど多様な素材のリサイクルを見学・体験しました。「〝誰かがしなくちゃいけない仕事だから自分がやろう〟と考えている人が、この会社には多いんだと思った」。知識に実感が加わり、成長できた一日でした。

 

朝礼では、大きな声であいさつの唱和

掃除も一生懸命に取り組みます

伝票作成や、廃棄物の重量入力。「数字が合わない!」と再計算も

 

 

 

 

 

 

 

 

 

燃やせるゴミを堆肥化するため、生ゴミとそれ以外のものに分別

生ゴミを堆肥化する機械に触ってみます。「あったかーい」

流れてくる紙類から、雑誌や新聞をえり分ける作業

 

 

 

 

 

 

 

 

全員に修了証授与。「この仕事が大変だなあと思ったら、分別にはぜひ協力してね」と支店長の金沢公人さん